PIRATESファンの皆様、いつも応援ありがとうございます。
今季より川畑コーチよりバトンを受け継ぎ、ヘッドコーチを務めることになりました。
継続的なチーム力向上が急務
昨季のパイレーツはシーズンイン時に選手が15名程度と、チームの存続すら危ぶまれる状況の中、残留してくれた選手・スタッフの努力のおかげで最終的にX1Area CENTRALディビジョンで2位という結果を残すことができました。
一方で、中長期的な視点に立ってチームを振り返ると、チームの成績はここ近年横ばい状態であることは否めません。コロナ渦により、活動停止だった1年をふくめ、直近5年でX1Superとの入れ替え戦に出場した回数は1回のみ。ほかのチームに目を向けると、2018年にX1Areaに昇格した電通が2022年にX1Super昇格、近年力をつけた富士フィルムが2023年にX1Super昇格を果たしており、相対的に見てもチーム力を高められているとは言えない状況です。
3つのアクションプランでチームの文化を作る
継続的なチーム力の向上を目指し、今季は3つのアクションプランを打ち立てました。
①チームフィロソフィーの設定
「価値観を掛け合わせ、新たな可能性を創る」ことをチームのフィロソフィーとし、行動指針として、
・先入観を持たずに挑戦する
・リスクテイカーである
・オープンマインドである
の3つを設定しました。
新たな取り組みに自ら挑み、リスクをとることこそが自己成長につながると考え、自分の考えにない価値観も受け入れる心持を持つことがパイレーツフィロソフィーを体現し、しいては自分の人生に豊かさをもたらすと体感してもらうことで、パイレーツに所属したいと思ってもらえるチームにすることが人材的なチーム力向上の観点において大きな価値を生み出すと考えています。
②練習設計の見直し
・定性/定量的にあるべき姿を設定
・トレーニング/練習の根本的見直し
・タイムスケジュールの見直し
を行うことでチーム力、選手一人ひとりの能力向上を目指します。
具体的な評価基準にあわせたトレーニング/練習を既存の価値観にとらわれることなく実行し、チーム力向上のため、最大限効率化されたスケジュールで行っています。
③体制強化
昨季からさらなるコーチング体制強化を行いました。
オフェンスコーディネーターには富士通フロンティアーズで長年コーチを務め、選手としても日本代表経験を持つ中澤コーチ、ディフェンスコーディネーターには去年パイレーツで手腕を奮ってくれた田口コーチ、キッキングコーディネーターにはノジマ相模原ライズやオービックシーガルズ、日本代表コーチ経験もある杉田コーチ、ストレングスコーチはメジャーリーガーやオリンピアンの育成にも携わったダイゴコーチが務めます。日本トップレベルのフットボールチームの経験、若く鋭い感性、フットボールの価値観に囚われない柔軟な発想力を掛け合わせることができるコーチング体制を組むことができました。
社会人になっても成長したい選手と共にフットボールがしたい
パイレーツは社会人になっても成長したい、うまくなりたい選手と強く思っている選手を募集しています。現状の実力に関わらず、必ず誰しもが成長できる環境を整えられていることを自負しています。自分史上最高のパフォーマンスを目指し、共に成長しましょう。